音楽理論について


▼ページ最下部
001 2013/06/10(月) 18:13:52 ID:6jnuu/Y6pc
和声法・対位法・管弦楽法について勉強したいんだけど、中〜上級者向けで何かいい本ないかな?

・例えや比喩表現が多用されていて、明快でラフな文体
・理由がしっかり明示されている
・比較的最近書かれたもの

こんな本が欲しい
たとえをあげると、芥川也寸志氏の「音楽の基礎」がとても面白くて読み応えあったので、
あんな感じの教本を知ってたら教えて欲しいです!

返信する

002 2013/07/06(土) 08:20:06 ID:xNqM2PkUvc
音大の授業のシラバスとか見てみるといいかもしれないですね〜

返信する

003 2013/07/14(日) 18:22:31 ID:33QCEO6jBI
>>1
どの程度のレヴェルまで勉強したいんだ?
和声法や対位法がちゃんとできるようになりたいのか、それとも
「なるほど、和声法ってこういうものだったのかあ」的な教養としての知識でいいのか。
「中〜上級むけ」といいながら、芥川也寸志氏の「音楽の基礎」は初歩以前の読み物だし...

たとえば対位法なら『名曲で学ぶ対位法』柳田孝義あたりは楽曲の実例が多く、
『対位法 基礎と実習』石田純雄などは明快でラフではあるかもしれん。
ただ、しっかりと勉強したいなら『厳格対位法 パリ音楽院の方式による』山口博史
あたりが作例がちゃんとしてるんじゃなかろうか。最近のものでってことで言うと。
定番はビッチュ/矢代だろうけど、あれは正直、初心者には向かないと思う。

和声法なら、とりあえず基礎的な知識はスレ画にあげてる『和声』1〜3巻でいいだろう。
けして文章は明快ではないが、まあ、音楽的能力がない人でも、その本の通りに
やっていけば、なんにせよ和声法ができるようにはなる。
理由とかまで気になるなら、ピストン/デヴォードの『和声法』あたりはどうだろう。
値段は高いけどな。
ただ、和声法については「中・上級」というならば、本を読むよりもシャランや
ビッチェなどの課題集に取り組むほうが効率はいいと思う。日本のものでというならば、
矢代秋雄の『和声法集成』がある。

管弦楽法は、まあ定番は伊福部だろう。新版も出たし、なにをためらう必要がある?
ほかにもいろいろあるけれど、長文になってきたからまた今度。

ただしいずれも、ちゃんと習得したければレッスンに通ったほうがいいよ。
そのほうが話がはやいし、対位法や和声法にはどうしても「口伝」的なコツがあるから。

返信する

004 2013/07/14(日) 20:10:58 ID:N8/XPQXhU.
>>2
ありがとうー
けどシラバスあんまり参考にはならなかったかな

>>3
詳しくありがとう!てかマジで詳しそうですね!
どの程度というか事の経緯を書きますと、作曲を7年くらい趣味でやってて、
さらに理論的に破綻のない音楽が作りたくなったんだ
それとストリングスアレンジもするようになったら和声や対位法の知識が圧倒的に足りないことに気付いたのもあって、
そろそろいよいよ重い腰上げて勉強すべき時が来たのかなと思ったわけです
最終的に目指したいところが中上級者なので、さわりだけササッとみたいなのは嫌という意味で中上級者向けと書きました

対位法について、あげてくれた中だと「名曲で学ぶ対位法」が一番自分に合ってる気がします
和声法については、腑に落ちたい思考の自分にはピストン/デヴォートの本がいいかなと思ったんだけど、
課題の回答例がないらしいからレッスンなしじゃキツイかな?と思ってスレ画の芸大和声とずっと迷ってたんだ
そのへんだけカバーできれば高いお金出しても買う価値はありそう。いろんな方のレビュー読んでもそう思いました。
>ただ、和声法については「中・上級」というならば、本を読むよりもシャランや 〜
このレベルには全然微塵も達してないですw
管弦楽法は最後まで迷ってたけど伊福部昭先生のやつでやってみようかなと思います
何年後になるかわからないけれどw

レッスンはお金と時間があれば心底受けたいんですがなかなか・・・(∩∀`*)

返信する

005 2013/07/14(日) 20:31:50 ID:33QCEO6jBI
>>4
あいや、こちらこそなんかご丁寧に...
ストリングスアレンジやちょっとした作曲に、ということであれば、
対位法は「名曲で学ぶ対位法」あたりがよさそうやね。
1対1からはじまるような、あまり衒学的なものだと、せっかくやっても
すぐには役に立たないと思うし。

和声法については、独習なら結局のところスレ画の『和声』1〜3巻が
はやいと思う。解答集も売ってるしね。

老婆心ながら助言するとすれば、これを読んで課題をやっても、やってる間は確かに
「これがどんな役にたつんだろう?こんな禁則おぼえて意味あるだろうか?」
などと懐疑的な気分にななってくるだろうと思う。
ただ、これをある程度やったあとに、実際の楽曲の楽譜を読み込んでいくのと、
これをやらずに楽譜をなぞるのとでは、和声法理解の速度はかなりちがうはずだよ。
だから、このメソードは、課題練習と実際の曲の分析的把握とを並行してやっていく
べきだと思う。
そうすれば、>>1さんの実作にも役に立つ実践的な「理論」になるだろうさ。

このメソードは、とても便利にできている反面、これ「だけ」を学習しても
なかなか実践に結びつかない机上の理論でおわってしまう危険性をはらんでるんだ。
そのことを意識してやっていくといいと思うよ。

管弦楽法については、伊福部が分厚すぎてなえそうなら、たとえば
ゴートン・ヤコブの「管弦楽法」とかでもストリングスのアレンジ程度であれば
基礎的なことは学習できると思う。

返信する

006 2013/07/14(日) 20:46:38 ID:N8/XPQXhU.
>>5
ずっと迷ってていろいろ調べたり他でも聞いてみたりしたけど、>>1みたいな
舐め腐った態度のヤツにはなかなか明解な回答をしてくださる方がおらず・・・w
2ヶ月目でようやく自分の求めていた言葉が得られましたw
頭が弱いだけで実は情熱はあるので、まずはスレ画の「和声」でおっしゃる通りにやってみようと思います

管弦楽法は和声も対位法も一通りやった後に始める予定なので、それから考えようかな!
丁寧にありがとうございました!

返信する


▲ページ最上部

ログサイズ:9 KB 有効レス数:7 削除レス数:0





楽器・作曲掲示板に戻る 全部 次100 最新50

スレッドタイトル:音楽理論について

レス投稿

未ログイン (ログイン

↑画像ファイル(jpg,gif,png)