ZOOM G2.1uのモデリングガイドの文章より
【ダラス・アービターファズフェイス】
ユニークな顔のデザインで作られた.. “FUZZ FACE”。
1966年に.. Dallas-Arbiter社によって生まれた。
今は亡き伝説のギタリスト、ジミ・ヘンドリクスが使っていたことでも有名。
彼は、当時の歪まないマーシャル・アンプに.. “FUZZ FACE”を用い、アバンギャルドな音色を創りだしていた。
図太く強力な重低音と、サスティーンのあるファズ・サウンドが特徴。
当時のモデルは、PNPゲルマニューム・トランジスタを.. 2個使ったもので、ダイオード・クリップのサウンドとは大きく違っている。
ラジカセのマイクインプットにエレキギターを入力して歪みサウンドを作る、皆さんも昔やったことはないだろうか。このような歪み回路と考えてもらって良い。
【ズームディジタルファズ】
今から.. 40年も前、一緒にバンドをやっていたギタリスト君は(私はベース)、
ギターの音を歪ませたいと言ってやたらとアンプの音量を上げ、
練習が終わる頃には全員擬似的難聴になっていた。
そんなアンプがまだ簡単には歪まなかった時代、なんとアンプのスピーカーに切れ目を入れ、
歪んだようなサウンドを作り出したのがファズ・サウンドの生まれた背景。
その歪んだ(ような)サウンドをシミュレートしたのがファズ・エフェクトである。
つまり、ダーティーな歪みと“壊れた.. ”感じをどれだけ演出できるかがファズのポイント。
この.. “Digital Fuzz”は、その形容どおりのサウンドを演出する。
過激に歪み、容赦のないゲート、減衰時のノイズなど、まさに“壊れている.. ”の一言に尽きる。
返信する