譜読みが苦痛


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001 2013/06/30(日) 02:31:12 ID:WsQQqSHC.o
楽譜を読むのが物凄く苦手です。苦手どころか苦痛。

童謡などの簡単な楽譜でも初見演奏ではつまずきます。
昔やってたクラシックギターは「音符の景色を記憶の引き出しのスイッチにするような感じで弾いていた」ので、
読譜しながら弾いているという感覚はなかったと思います。
「大聖堂」とか「シャコンヌ」とか結構難しい曲も弾いていましたが殆どが記憶によるもの。
今、それらの楽譜を見て弾けと言われても「ほぼゼロからやり直し」くらい大変で、弾く気は起こらないほど苦痛です。

初見ができる人は「今弾いているところの次の拍(小節)を読む」らしいですので、簡単な曲で
「次の拍を読んでいく練習」を試みたことが何度もありますが、次の拍を意識することで
「今読んでいるところの処理が余計に重たくなり、ますます譜読みが遅くなる」という困ったことになってしまいます。
まるで大きな岩がゴロゴロ転がっている道を自転車で走るかのような感覚。
先の岩を意識して目の前の岩にぶつかるような感じです。

「譜読みが苦手だったが克服した」という話は聞いたことがありません。
知り合いのピアノの先生も「譜読みが苦手な子は何年経っても苦手なまま」と言っています。
ワーキングメモリの問題なのか、楽譜と最初に出会った時点で間違えた処理の仕方を覚えてしまったのか…。

まあ、何年もギターをやっていて譜読みが一向に強くならないので、恐らく生きている内に譜読みに強くなることは
ないでしょうが「苦手なら苦手なりに弾く為のコツ」であるとか、「読める人の感覚」だとか、
譜読みについていろいろ語りましょう。

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002 2013/06/30(日) 06:12:20 ID:YFUdNLtY7E
現場で初見の譜渡されて、その場で演奏する仕事とかしてるの?

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003 2013/06/30(日) 06:40:22 ID:w8SzaVwFiU
1.さまざまなジャンルの譜面を経験していない。
2.ギターのポジションと音階を完全に熟知するだけの練習をしていない。
3.さまざまな演奏環境での初見経験が浅い。

私も色んなスタジオに行って、初見やりますけど
普通に弾けます。
演奏してる音を聞いただけで、譜面をおこせます。
というか、初見が出来ないということは譜面が読めない、楽器が弾けないという判断をされてしまいます。
スコアになっていればまだいい方ですが、一番大変なのは、
専用の譜面で主旋律もコードも記載されておらず、
オタマジャクシのみというのがたまにあります。

そんなのを渡されてから20分もたたずにリハなんてよくあることです。
音大でみっちり練習してきた人でも初見が苦手な人は多いのが事実です。
某音大卒のピアニストに譜面を渡して、初見が全くできずに帰っていただいたこともあります。

私も最初は苦手でしたが、普通に読めるようになったのは、
1〜3をきっちりと押さえていることです。
ポップスから演歌、ジャズ、フュージョン、ロックなどジャンルにとらわれずに
すべてを初見で弾きます。

あと、修羅場を経験しています。
ハコものに呼ばれる場合、バンマスもしくはアレンジャーが譜面を用意しています。
そして、いきなり弾けと言われます。
弾けなければ罵倒されます。二度と呼ばれません。
そういう緊張感の中に身を置く仕事をしていれば弾けるように努力するでしょうし、
弾けるようになってくるはずです。

蛇足ですが、現在一線で活躍されているスタジオミュージシャンと呼ばれる方の多くは
譜面が読めません。
事前の打ち合わせで、数回リハを繰り返して本番の録音に進みます。
それなのになぜ、仕事が回ってくるかというと、大半はコネです。
そんな人をたくさん知っています。

初見が出来ないということは、出来るようになる練習と経験が出来ていないということです。中途半端でその場その場をしのいでいる結果でしょう。

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