1.さまざまなジャンルの譜面を経験していない。
2.ギターのポジションと音階を完全に熟知するだけの練習をしていない。
3.さまざまな演奏環境での初見経験が浅い。
私も色んなスタジオに行って、初見やりますけど
普通に弾けます。
演奏してる音を聞いただけで、譜面をおこせます。
というか、初見が出来ないということは譜面が読めない、楽器が弾けないという判断をされてしまいます。
スコアになっていればまだいい方ですが、一番大変なのは、
専用の譜面で主旋律もコードも記載されておらず、
オタマジャクシのみというのがたまにあります。
そんなのを渡されてから20分もたたずにリハなんてよくあることです。
音大でみっちり練習してきた人でも初見が苦手な人は多いのが事実です。
某音大卒のピアニストに譜面を渡して、初見が全くできずに帰っていただいたこともあります。
私も最初は苦手でしたが、普通に読めるようになったのは、
1〜3をきっちりと押さえていることです。
ポップスから演歌、ジャズ、フュージョン、ロックなどジャンルにとらわれずに
すべてを初見で弾きます。
あと、修羅場を経験しています。
ハコものに呼ばれる場合、バンマスもしくはアレンジャーが譜面を用意しています。
そして、いきなり弾けと言われます。
弾けなければ罵倒されます。二度と呼ばれません。
そういう緊張感の中に身を置く仕事をしていれば弾けるように努力するでしょうし、
弾けるようになってくるはずです。
蛇足ですが、現在一線で活躍されているスタジオミュージシャンと呼ばれる方の多くは
譜面が読めません。
事前の打ち合わせで、数回リハを繰り返して本番の録音に進みます。
それなのになぜ、仕事が回ってくるかというと、大半はコネです。
そんな人をたくさん知っています。
初見が出来ないということは、出来るようになる練習と経験が出来ていないということです。中途半端でその場その場をしのいでいる結果でしょう。
返信する